AlertHub のスコープに複数の深刻度を持たせることが出来るようになりました

これまで深刻度については、一つのスコープに一つの深刻度のみでしたが、一つのスコープに複数の深刻度を持てるようになりました。 これによって、一つの機器をスコープとした場合に、その機器の状態を監視項目ごとに管理することなどが出来ます。

尚、今回の機能改善によってスコープと深刻度の構造を変更していますが、これまでに作成した設定は互換性を保って同様の動作を行います。

スコープ概要画面の変更点

深刻度の一覧が追加され、それぞれの深刻度の状態が分かるようになりました。 画面上部の深刻度表示は、スコープが持つ深刻度の中での最大値が表示されるようになっています。

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深刻度リセットについては、これまではスコープに対して操作が行えましたが、 今回の改善に伴って、深刻度名単位にリセットを行うよう変更しています。 スコープが持つ全ての深刻度をリセットする機能は追って提供する予定となっています。

深刻度の追加方法

スコープに深刻度を追加する方法は以下の2通りの方法があります。

  • スコープ概要画面から手動で追加する
  • ルールでの設定を行い、イベント発生時に自動で追加する

ルールでの設定による深刻度の追加

ルールでの設定は、イベント設定箇所において深刻度名を指定することで、 イベントが発生した場合に、指定した深刻度名が存在しなければ新たな深刻度が作成され、 深刻度名が存在する場合は、その深刻度がイベントによって増減する動作になります。

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深刻度名の指定は、固定値とメッセージ内の値のどちらも使うことができます。

尚、これまでに作成済みのルールについては、 深刻度名「main」の深刻度が増減するイベントが設定されている扱いとなり、 既存のスコープは「main」という名称の深刻度を持っている状態となっています。

トリガーでの判定

トリガーが動作する起因となるのはイベントの発生ですが、 イベントにおける深刻度の増減に関するトリガーの条件については、 深刻度名を指定することと、これまで通り深刻度名を問わずに条件指定することの両方が可能です。

選択肢の文言変更

今回の機能改善に伴って、ルールとトリガーの設定における選択肢の文言を変更しています。 f:id:ueno-fixpoint:20210511152608p:plain